通貨ペアとFX取引

通貨ペアとFX取引インフォメーション

「そろそろ、少しでも有利な金融商品の情報を、真剣に集めなくちゃ!」と思い立ったあなたに、“外国為替取引、FXを利用した投資・資産運用”についてわかりやすくご紹介します。 FXについて考えるにしても、「FXって難しそう」と尻込みせずに、基本の基本からまず始めましょう。外国為替取引とは、FXとは、他の外貨金融商品と比べてどうなのか……一番気になるところですね。他の金融商品との比較をしっかり押さえて、FXの魅力とは何なのかについて学んでみましょう。

FX取引から口座開設・通貨ペアの知識まで

マーケット情報やセミナーを活用しよう

ぜひ利用したいのが、会員画面で見られるニュース・レポート情報です。
まず、経済金融関連の情報で高い評価を得ている世界的な情報機関、ロイター社の「ニュース・市況レポート」があげられます。
これはリアルタイムに更新されている情報で、プロボ為替ディーラーもニュースや市況のチェックに活用しています。

「ニュース」は東京・ロンドン・ニューヨーク市場の市況から日銀のニュースまで広い領域をカバーしています。ニュースのほか、テクニカル分析や本日の為替見通しなど「分析・見通し」、「データ」「経済指標予測」などの情報も利用できます。

さらに「マーケットウィン24」のニュースもおすすめです。これは、プロ向けに
相場情報を配信している「Jパルス社」が、個人投資家向けに為替市場の最新情報を、リアルタイムにわかりやすく配信するサービス。現役のディーラーから生の情報やテクニカル分析情報などが届けられ、相場分析に最適です。

また、ユニークな情報源として、「外貨ex」に所属するディーラーによる各種レポートがあります。
まず、「週刊『外資ex』レポート」は、各通貨の週の見通しや経済指標の発表日などを毎週月曜日に発信しています。
一方、「市況ショートコメント」は、取引状況や市場の景気などのマーケット情報を毎営業日発信するもので、どちらも「外資ex」オリジナルのコンテンツとして、取引の参考になります。

初心者から上級者向けまで幅広いセミナーも開催されています。
初心者には、外国為替の基礎から学ぶことができます。
中級者には為替相場に影響する経済指標などについて学べます。

さらに上級者向けセミナーではテクニカル分析を基礎から学ぶことができます。
いろいろなセミナーが開催されていますので、自分にあったセミナーに参加されることをおすすめします。

順張り系指標の代表 一目均衡表

一目均衡表は相場の方向に沿って売買する順張り系の指標で、ローソク足のほかに「基準線」「転換線」
「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」という5本の補助線を描きます。
基準線はトレンドを、転換線は短いトレンドの転換をそれぞれ表します。
遅行スパンはその日の終値を26日遅らせた線です。

転換線が基準線を下から上に抜けた時が買い、上から下に抜けた時が売りになります。
また、先行スパン1と先行スパン2に挟まれたゾーンを「雲」と呼び、価格が雲より上にあれば下値支持帯、価格が雲より下にあれば上値抵抗帯と考えます。

テクニカル指標を使う場合には、ある指標だけを過信するのは危険であり、あくまでも一つの目安とみるべきです。
たとえば、逆張り系の指標と順張り系の指標を合わせて総合的に判断することが大切です。

上げすぎ・下げすぎを示すストキャスティクス

売買のタイミングをつかむためにさまざまな指標が使われます。
そのようなテクニカル指標は、大きく分けると、相場の方向に沿って売買する
「順張り糸」とその逆の「逆張り糸」の2つです。

「ストキャスティクス」は、相場の「買われすぎ」と「売られすぎ」を示す逆張り糸の指標です。現在の値段を過去の一定期間の値動きと比較して、高いのか安いのかを判断します。
この指標は「%K」「%D」「%SD」の3つの組み合わせで構成され、%Kと%Dの組み合わせをファスト・ストキャスティクス、%Dと%SDをスロー・ストキャスティクスと呼びます。

ファストでは、%Kが%Dを上回ったら買い、%Kが%Dを下回ったら売りのシグナルと考えます。
スローでは、同じように%Dが%SDを上に抜いたら買い、%Dが%SDを下回ったら売りとします。

「上げすぎ」「下げすぎ」を示す、もうひとつの逆張り系の指標が「ボリンジャーバンド」です。
ボリンジャーバンドは統計学の手法を使ったチャートで、移動平均線を中心にして上下にバンド(幅)をつけます。

この幅は基準期間中の価格標準偏差(α)で、開発したボリンジャー氏は移動平均
線から±2αだけ乖離させた線を描いています。価格が上下のバンドを超えると異常値とみなし、上の線に達した時は売り、下の線に達した時は買い、とします。
ただ、ボリンジャーバンドやストキャスティクスなどの逆張り系の指標は、上昇と下降が長く続くトレンド相場に弱いということに注意が必要です。

移動平均線で全体の流れをつかむ

ローソク足に並んで多くの投資家に使われるのが、「移動平均線」です。
相場は刻々と変動しており、突発的な材料によって一時的に急騰・急落することがあります。
そうした極端な値動きを排除して全体の流れをつかむ方法が移動平均の考え方です。

たとえば、9日間の移動平均値は過去9日間の為替レートを足して9で割って算出します。
移動平均線の種類には、短期(~25日ぐらいまで)、中期(~100日)、長期(100日以上~)があり、
日々の値動きを示すチャート(日々線)に対して、それぞれどのようなトレンドを描いているかを見ていくことが重要なポイントです。

チャートの代表 ローソク足

過去の値動きを示すグラフ(チャート)を分析して将来の値動きを予測する方法で、テクニカル分析または
チャート分析ともいいます。株式相場などの予想に古くから使われてきました。

相場の動きには一定の法則があるはずだという考えがテクニカル分析の前提になっています。
過去の値動きから将来を予測できる法則を見つけられるという考え方です。

チャートときいてまず頭に描くのは「ローソク足」です。これは値動きの姿がローソクそっくりの形で表現されるところからきています。
ローソク足を書くために必要な値段が4本値といわれる始値、終値、高値、安値です。

仮に1日の値動きを対象にすると、外国為替の場合にはウェリントン市場の始まりからニューヨーク市場の終わりとするか、東京市場が開いている午前9時から午後5時までとするかの2つの種類があります。

始値より終値が高い場合は長方形を白(陽線)、逆の場合は黒(陰線)で表します。
高値と安値は細い線で結び、長方形から上に突き出た部分を「上ひげ」、逆に下に出た部分を「下ひげ」と言います。

ローソク足は対象とする機関で呼び名が変わり、1日は日足、1週間は週足、1か月は月足です。
ローソク足の見方としては、陽線は買い勢力が売り勢力より強いこと、陰線は売り勢力が買い勢力より強いことを示しています。

陽線、陰線の長さは勢いの程度を表します。始値と終値が同じ値段の場合を「同時線」と呼んでいて、
この現象は、相場の転換点に現れることが多いようです。
また、高値圏での長い上ひげは相場の反落を、安値圏での長い下ひげは相場の反発をそれぞれ暗示するといわれています。

指標は為替取引の道しるべ

為替レートはさまざまな要因が複雑に絡みあって変動します。
経済指標は為替取引の重要な道しるべとなります。

米ドル/円の取引で為替市場の参加者が注目しているのは、日本の経済指標よりも米国の指標です。
米国経済の状態を判断する材料として、為替市場でもっとも注目されている指標が月次の雇用統計です。
これは、労働省が当月分を翌月最初の金曜日、ニューヨーク時間8時30分に発表するものです。
雇用統計は10数項目で構成されていますが、為替市場への影響がとりわけ大きいのは「非農業就業者数」と「失業率」です。

指標の市場への影響について注意したいのは、実際の数値よりも事前の予想との差が重視されることです。雇用統計を例にとると、非農業就業者数が予想より増えた場合はドル高の要因になります。

米国景気を見るうえで、雇用と並んで注目されるのが、消費の動向です。消費大国の米国では、雇用の動きが消費に強く影響します。消費の代表的な指標が月次の小売売上高です。この伸び率が事前の予想より高い時にはドルが買われる傾向にあります。

最近では、米国の経常・貿易赤字への懸念が強まっているため、商務省が発表する月次の貿易収支も市場の関心を集めています。
予想に比べ赤字が少ない場合はドル高要因と受け止められます。

経済指標や為替に関する要人の発言はしばしば相場を大きく動かします。
また、指標ではありませんが、米国の金融政策を決めるFOMCの動きも相場に大きな影響を与えます。


カナダドル

カナダドルは米国経済の影響を最も大きく受ける通貨です。また、カナダドルは「キャンドル」のニックネームを持っています。

以前は高金利通貨と見られていましたが、豪ドル、NZドルとの金利差が拡大したため、一時は豪ドル買い
カナダドル売りの動きが出ました。
しかし、カナダは長期にわたって経常・貿易黒字を続け、健全な経済状態であることから、売りは短期で終わりました。

カナダドルは04年以降、上昇傾向をたどり、特に05年から07年にかけて急上昇しました。
米国経済の堅調や商品市況高に加え、FX人気がカナダドルの上げを加速したとも言われています。
人気の背景にはカナダドルが経常・貿易収支の黒字基調と低い失業率に支えられ、原油など国際商品市況の上昇時に人気が出る資源国通貨の側面を持つことが挙げられます。

スイスフラン

スイスフランは国の政治的中立によって安全な通貨としての地位を確立しています。
2001年の同時多発テロ事件以降は、ドルが売られると、代わりにスイスフランが有事の避難先通貨として買われる傾向が強まっています。

01年以降のスイスフラン/円のレートを見ると、ユーロ/円と、ポンド/円に似た動きになっています。
ポンド/円と同様に01年6月まで下げ足を辿っていますがその後は長期の上昇とトレンドに入りました。
03年6月から11月中旬までは調整局面となりましたが、それ以降はゆるやかな上昇基調になっています。

スイスの金利は日本に並んで低いため、スイスフランはキャリートレードの対象になりやすいという特徴があります。
キャリートレードとは、低金利通貨を調達して売り、高金利通貨を買って金利差を買って金利差を得るという運用方法です。

スイスは国内の株式市場や債券市場が小さいため、為替取引は実需より運用目的の売買が中心となっていると言われています。
スイスフランは安全な通貨として長期保有に適した通貨と言えるでしょう。
反面、スワップポイントが比較的低いため、短期トレードでは売りからも入りやすい通貨です。

ニュージーランドドル

為替レートの動きが豪ドルに似ているのがニュージーランドドル(NZドル)です。
高金利通貨と資源国通貨であることも豪ドルとの共通点です。
NZドルはキウイのニックネームを持っています。

NZドルは豪ドル安などの影響で00年には1NZドル=43円台まで売り込まれました。その後は豪ドルの反発や日銀による大規模な円売り介入などに支えられて長期の上昇基調に乗りました。

NZドルの不安材料はニュージーランドが慢性的な経常・貿易赤字に悩んでいることです。
好材料としては、オーストラリアと単一市場の構築を目指していることと、アジア市場への輸出拡大が見込まれることが挙げられます。
NZドルは豪ドルと同じく高金利通貨なので、長期の買い取り引きに人気が集まっています。

高金利通貨の豪ドル

オーストラリアは先進国の中では比較的高金利国です。1980年代後半には預金金利が10%を超えたこともありました。したがってオーストラリアドル(豪ドル)は高金利通貨として知られています。
また、オーストラリアは天然資源が豊かな国なので、豪ドルは資源国通貨としても有名です。

豪ドルのニックネームは「オージー」です。オーストラリア経済は米国との結びつきが強いため、豪ドルは米国の経済情勢の影響を受けやすいと言われています。
豪ドルは99年から00年11月まで下げ基調をたどりました。
米国がオーストラリアから資本を引き揚げる動きやユーロ安の影響を受けたためです。

しかし、その後は財政赤字体質からの脱却など健全な経済を背景として、長期的な上昇トレンドに転じています。特に02年8月以降は、米国の金融緩和やユーロの上昇に支えられ、豪ドルは大きく買い進まれた結果、上昇傾向をたどっています。

豪ドルは資源国通貨として国際商品市況の上昇時に人気が出るということも特徴です。
また金利を狙って、長期保有に適した通貨とも言えそうです。


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